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アルコールの問題をお持ちの方

当院アルコール依存症病棟の特色

アルコール依存症の治療は、まず疾患を正しく理解することが重要です。依存症は脳の病気であり、「意思が弱い、だらしがない、何かに頼らなければ生きていけない」人が依存症になるわけではありません。また、断酒の意思があっても再飲酒することもあります。
重要なのは断酒をしようと決心し、飲酒の引き金になるような状況、感情などを分析し、再飲酒しないための具体的な対策をたてていくことです。

当院の治療プログラムでは、医師、ケースワーカー、臨床心理士による集団療法(講義形式の疾患教育とミーティング)と個人精神療法(焦点化面接)を行いながら、治療の動機付けを高め、入院前の病的な飲酒行動に対する洞察を深めていきます。また、認知行動療法と合併精神症状に対する積極的な薬物療法を併用した治療を行います。認知行動療法は、飲酒にいたるまでのアルコールに対する考え方や状況に着目して、再飲酒のリスクを軽減していく治療法です。一方、アルコール依存症には、気分障害(躁うつ病)、不安障害、睡眠障害や断酒後の情動障害(イライラや怒りっぽさ)など合併精神症状が多く見られます。
これらの病状のコントロールも断酒をする上で重要です。そのため、症状に応じた適切な薬物療法を行います。
また、ご家族の依存症に対する理解や対応も必要となるため、毎週金曜日にケースワーカーを中心とした家族会を開催しています。さらに第1土曜日、第2木曜日には当院を退院された方やそのご家族も集まってミーティングを行う長翔会、OB交流会があり、社会で回復していく体験談を直接聞ける場となっています。

アルコール依存症には多様な病態があり、誤解も多い病気です。当院では病気の重症度を査定し、病状に応じて治療期間を個別に設定し、上記治療を行うことで他院より高い断酒率を得ています。
アルコール依存症の方が、アルコールの束縛のない自由な生活ができるように援助できればと思います。

堀 達 / ほり とおる

堀達の写真
資格
精神保健指定医、精神神経学会専門医・指導医、精神保健判定医、日本睡眠学会認定医、日本アルコール薬物医学会評議員、日本アルコール精神医学会評議員、厚生労働省精神・神経疾病研究アルコール依存症班分担研究員(平成16年~平成22年)
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